投資を始めてみたいけど難しそう、、、
投資初心者にとっては何から始めたら良いかわからない、みんなが何をしているのかわからないといった悩みがあるかもしれません。
この記事では投資を始めたい人が悩む・つまずく(実際に私が悩んだ)ポイントを解説します。
こんな人に読んで欲しい記事です。
- 投資を始める不安を減らしたい
- 興味はあるしやってみたいけどなんとなく面倒な気がして始められない
そもそも何から始めたら良いかわからない
まずは証券口座を開設しないと始まりません。
自分の銀行口座から証券口座に入金して、そこから株や投資信託を購入します。
口座開設は特に費用が掛かるものではないので、ネット証券で口座を開設しましょう。
個人で投資を始める殆どの人がSBI証券か楽天証券を利用しています。
SBI・楽天どちらでも間違いは無いのですが、2023年4月現在では楽天証券にするメリットが少なくなっており、よほど楽天経済圏を優先していない限りはSBI証券でいいかと思います。
どのように銘柄を選べばいいかわからない
最初は個別の会社の業績や財務状況を理解する必要はありません。
まずはNISA口座で全世界や米国に分散投資する投資信託を購入してみましょう。
具体的には、以下の投資信託が人気です。
・全世界へ分散投資
「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」
「SBI ・V・全世界株式インデックスファンド」※SBI証券
・米国の代表的な500社へ分散投資
「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」
「SBI・V・S&P500インデックスファンド」※SBI証券
株価の変動が怖い
株式投資は利益が保証されているわけではなく、リスクもあります。
しかし、それでも「銀行に寝かせておくより良い」という人が多くいるのは、世界経済は長期で見れば右肩上がりであり、数日・数ヶ月での儲けを期待しているものでは無いからです。
投資信託で投資先を分散し、毎月少しずつ積み立てる事で期間を分散する事でリスクを下げる事ができるのです。
こちらの図はS&P500のチャートです。
例えコロナで暴落する直前に投資を始めていたとしても、既に暴落前の水準に復活しています。
まずは20年、30年という長いスパンを見据えた積立投資を始めてみましょう。
税金の事がわからない
投資に触れてこなかった私が最もめんどくさそうと考えていたのは税金の話です。
しかし、実際には常識的な範囲の金額で投資する分には税金を気にするのは当分先の話になります。
- まずはNISA口座で積み立てNISAを始めましょう。NISAは利益が非課税となる制度ではありますが、そもそも長期間積み立てて将来に備える事が目的なのですぐに利益がどうという話にはなりません。
- 配当金で目先のお小遣いを稼ぐ事が目的という人は、「源泉徴収あり」の「特定口座」で投資しましょう。
一般的に会社の給与は税金を予め引いて会社が私たちの代わりに国へ税金を納めてくれます。
これを源泉徴収と言いますが、株の売買を行う証券口座も開設時に「源泉徴収あり」を選ぶ事ができるので、配当金や売却で得た利益も証券会社が税金を引き、国へ納めてくれます。
売り買いするタイミングが難しそう
私の様な普通の会社員には株価のチャートに常にかじり付いて「下がったから買う!」「上がったから売る!」とか難しいことを続ける暇もスキルもありません。
私達の様な個人での投資は買ったら保有し続ける事が基本で、長期間運用する事で出た利益にさらに利益が上乗せされて金額が膨らんでいきます。
下記は想定利回り5%で月5万円を20年間積み立てた場合のシミュレーションです。
堅実な投資先とされている全世界株式に20年間投資した場合の平均利回りは6〜7%と言われています。過去の実績なのでこれからも同じとは限りませんが、5%はかなり現実的な数字です。
私は現在積み立てNISAでの毎月一定額の積立と気が向いた時に高配当株をちまちま購入して配当金を育てています。
積み立てNISAは一度設定してからは一切触れずに毎月自動で同じ金額を積み立てているだけですし、高配当株は売却益が目的では無いので売却することはめったにありません。
まとめ
デイトレーダーや株の運用を本業にしていない限り、投資を始めるタイミングは常に「今」です。
- ネット証券で特定口座、源泉徴収ありを選択
- NISA口座も同時に開設
- 全世界や米国の広く分散されている投資信託を積み立て
投資はギャンブルと考えて敬遠する人もいますし、貯金が一番安全と考える人が大半だと思いますが、
これから増税や物価上昇で支出が増え、給料が上がらない日本で生活する限り、銀行に全財産を預けているだけの方がリスクが高いと言える時代になりつつあります。
株式投資を始めたからといって、出した金額以上の負債を背負うなんてことはないので、余剰資金の範囲で少しずつ始めて将来に備えましょう。