こんにちは、Ikeと申します!
4月になり、新しい生活が始まった人、特に新社会人の皆さんは今までにない「上司」「同僚」という関係の人と接する事に戸惑うかと思います。
ここでは、各仕事の個別のスキルや成果ではなく、新社会人が覚えておきたい会社での人との接し方や、人と一緒に仕事をする上で何となくやりやすくなる小技たちを紹介します。
時間や期限は絶対に守る
いきなりですが最重要ポイントです。社会人は確実に身に付けている事なので周りよりもできるヤツになるためとかではなく、身に付けないと土俵に上がれません。
そんな事言っても仕事が多過ぎてできない!という方もいるかと思いますが、
- 期限を必ず確認し、出来ないならその場で伝える
- 出来ると思って受けた事も、何らかの形で出来なくなったならその時点で伝える
友人との約束にしても、別の用事がある時間に待ち合わせはしないし、万が一遅刻しそうなら連絡しますよね。
黙ったまま期限を迎え、そこで初めて任されたタスクが出来ていない事を伝えるのは論外です。
例え完璧な書類でも期限に間に合わなければ全く意味が無い、80%の完成度でも期限を優先してとりあえず出せる形にする、というパターンもあるので上司への報連相をしっかり行いましょう。
必ずメモを取る
恐らく新人研修やマナー研修を受講すると多くの場所で同じ事を言われるのではないでしょうか。
就職・転職で最初から指示を出す側ということは中々無いと思います。まずは上司や先輩からの指示で仕事をしますよね。
指示をメモすることは、当然ですが記憶に残る事と後で見返せることがメリットです。一つの会話の中で指示が多くなってくると最初に会話を始めた理由はもう覚えていられません。
それだけではなく、メモを取る事は相手に「よく聞いているな」という印象を与えるので特に新人は良い印象を持たれるかと思います。
俺はそんな事しなくても覚えられるぜ!って人も
ポーズでもいいのでメモ取っておきましょう。
その作業の目的を意識する
先輩から任されたこの書類!装飾やレイアウトにもこだわって
パーフェクトに仕上げてワシのやる気を見せたるで!
こいつ部署の座席表作るのに何時間かけてんだ、、、
任された事を一生懸命にやる事はいい事ですが、何のためにしていることなのかを理解しなければ自分の達成感しか残らず、指示した側の意図と違う成果を出していては意味がありません。
飲食店のメニュー表に「鶏肉何g、醬油大さじ1、、、、」とか、「大根は何cmの厚さで輪切りにして、、」とか書く必要はありません。 重要なのは料理名と値段です。
例えば、私は現在プラント設備の設計をしていますが、お客様が知りたいのは欲しい機械を置くスペースがあるかどうかなのに、その機械の製作手順がどうなっているとか細かい部品の材質が何なのかまで書類を作っていてはお客様側としては提出が遅い上に大した資料が出て来なかった、、、という事になってしまいます。
その作業はどんな仕事のどの部分で、自分はどこまでやればいいのかを理解すると余計な仕事をせずに済みます。
どうすればいいですか?という質問はNG
わからない事はそのままにせずどうしてもわからなければ必ず質問するべきです。
ただし、「この書類は何を書けばいいですか?」と単に質問してしまうと何も考えていないのと同じです。 質問する場合でも判断を全て委ねるのではなく自分の意志を持って質問しましょう。
例えば上の質問であれば、「1と2と3を書けばいいと思うのですが4は必要ですか?」とか、
AかBを選ぶのであれば「どっちにすればいいですか?」ではなく「Aはこの様な特徴があってBでは上手くいかないのでAだと思うのですがいかがでしょうか。」といった具合でしょうか。
何も考えずに聞いてしまうとよくあるパターンとして「君はどう思う?」と聞き返されてしまう事があります。
上司は部下や新人を育てる事も仕事の一部でありその分給料を貰ってはいるものの、あくまでも会社は教育機関ではないので手取り足取り教えてくれる事が当然という考えは悪い印象を与えてしまいます。
番外編:上司は神様ではない
仕事のコツとは少し話がずれますが、毎日仕事をして上司とばかり話をしていると上司の言う事は全て合っていてこの人に従わなければならない!とか考えてしまう状態にいつの間にか陥っている事があります。特に新社会人の方は年上ばかりと接することになるので陥りがちです。
頼りになる上司やいつか自分もこうなりたいと思える人がいれば良いのですが、必ずしも役職者は部下の面倒を見るスキルを持っているわけではないので「自分ならこうする」といった考えも必要です。
目標とする先輩や上司が全くいない!という場合や、上司とは言え仕事以外の事にいちゃもん付けてきたり、これはパワハラでは、、?と感じたら早めに転職活動に手をつけたり、会社自体は嫌ではないという場合はもっと上の上司に早めに相談しましょう。
同じ会社、同じ部署で働く以外の選択肢がある事を認識しておくと気が楽になります。
新社会人の方はあらゆる事に挑戦する時間があるので、訳の分からない上司や先輩、極端に言えば他人と過ごす事にあなたの貴重な時間使うのはもったいないです。
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まとめ
学生時代にビジネスや社会人との関わりを経験していたり、サークルで皆を纏めてバリバリやってたいわゆる意識高い系の人が、社会人になって会社に馴染めずいつの間にか周りが昇進していく、、、なんて事はよくある話です。
社会に出たら自分よりできる人はいくらでもいます。
仕事によって気を付けることは様々ですが、皆やっているのに自分はやらないとか、自分はそんな事しなくても大丈夫なんて思わずまずは実践して、できるようになった上で継続するかどうか判断しましょう。
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